Notes
Area of expertise
Space sciences/Space weather/Auroras
Notes
- Citizen science paper submitted
- Munakata paper submitted
- https://note.com/ryuhokataoka/n/n09993886b100
- https://note.com/ryuhokataoka/n/n2c7a8a367a88
- https://note.com/ryuhokataoka/n/n54bf43ca8f20
略歴
1976年、宮城県仙台市生まれ。2004年、東北大学大学院 理学研究科博士課程修了。博士(理学)。情報通信研究機構、NASAゴダード宇宙飛行センター、名古屋大学 太陽地球環境研究所で学振特別研究員、理化学研究所 基礎科学特別研究員、東京工業大学 理学研究流動機構 特任助教を経て、現在、国立極地研究所 先端研究推進系 准教授。専門は宇宙空間物理学。2015年、文部科学大臣表彰 若手科学者賞受賞。著書に『オーロラ!』、『宇宙災害』、『日本に現れたオーロラの謎』、『Extreme Space Weather』などがある。
連絡先
- 所在地:〒190-8518 立川市緑町10-3 国立極地研究所
- National Institute of Polar Research, 10-3 Midori-cho, Tachikawa, Tokyo 190-8518, JAPAN
- 電話:042-512-0631
- email: kataoka.ryuho@nipr.ac.jp
- 情報・システム研究機構>国立極地研究所>先端研究推進系(2022までは研究教育系)>宙空圏研究グループ
- ROIS/NIPR/Division for Advanced Research Promotion/Space and Atmospheric Sciences Group
学歴
- 1995/04-1999/03 東北大学理学部宇宙地球物理学科
- 1999/04-2001/03 東北大学大学院理学研究科博士課程前期
- 2001/04-2004/03 東北大学大学院理学研究科博士課程後期
職歴
- 2001/04-2004/03 東北大学大学院, 学振特別研究員DC1
- 2004/04-2006/02 情報通信研究機構, 学振特別研究員PD
- 2006/03-2007/03 名古屋大学 太陽地球環境研究所, 学振特別研究員PD
- 2007/04-2009/07 理化学研究所, 基礎科学特別研究員
- 2009/08-2013/06 東京工業大学 理学研究流動機構, 特任助教
- 2012/04-2012/07 成蹊大学, 非常勤講師(兼業)
- 2013/07-現在 国立極地研究所, 准教授
- 2013/07-現在 総合研究大学院大学, 准教授(兼任)
- 2016/06-2016/07 武蔵野美術大学, 特別講師(兼業)
- 2021/09-2022/03 沖縄科学技術大学院大学, Visiting Researcher(サバティカル研修)
- 2023/04-現在 東京大学大学院地球惑星科学専攻, 流動講座准教授(兼業)
受賞
- 2009/09 大林奨励賞, 地球電磁気・地球惑星圏学会, 「磁気圏電磁環境応答の太陽風構造依存性に関する研究」
- 2011/09 Excellence in Refereeing, Space Weather, AGU
- 2015/04 文部科学大臣表彰 若手科学者賞, 「宇宙天気予報の革新と新観測技術による高度化に関する研究」
- 2016/01 最優秀賞, 総研大 学融合推進センター, 学融合共同研究「オーロラと人間社会の過去・現在・未来」
- 2016/04 Excellence in Refereeing, Geophysical Research Letters, AGU
- 2018/02 計測自動制御学会システムインテグレーション部門 研究奨励賞「複数視点魚眼映像による発生原理を考慮したオーロラの3次元形状計測と可視化」
- 2018/04 日本機械学会賞(論文)「魚眼ステレオカメラを用いた全天周時系列画像からのオーロラ 3 次元計測」
- 2024/05 田中館賞, 地球電磁気・地球惑星圏学会, 「最大級の磁気嵐の成因に関する研究」
委員
- 2011/08-2014/03 Editorial Advisory Board, Space Weather
- 2011/10-2015/09 Science Discipline Representatives of SCOSTEP
- 2013/11-2015/07 Guest Editor, Extreme Space Weather Special Issue, Earth, Planets and Space
- 2014/04-2016/03 総研大 学融合推進センター運営委員会委員
- 2014/04-2018/12 VarSITI ISEST/Minimax24 Japanese Domestic Representatives
- 2015/01-2017/03 NASA LWS Institute GIC Working Group
- 2016/04-2019/03 国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター事業実施委員会委員
- 2016/04-2019/03 「極地」編集委員
- 2017/04-2019/03 国立極地研究所 編集委員会委員
- 2018/01-2020/12 ISSI Auroral Physics Convener
- 2018/04-現在 成蹊学園サステナビリティ研究教育センター客員フェロー
- 2019/04-2024/03 国立極地研究所 編集委員会幹事
- 2019/04-2024/03 「南極資料」 編集委員長
- 2019/04-2021/03 国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター事業実施委員会委員 副委員長
- 2021/04-2024/03 国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター事業実施委員会委員
- 2022/04-2024/03 NISTEP専門調査員
所属学会
- 1999/12-現在 American Geophysical Union
- 2001/04-現在 地球電磁気・地球惑星圏学会
- 2004/04-現在 日本天文学会
- 2017/10-現在 計測自動制御学会
Books
- Extreme Space Weather, Elsevier, 2022
- Auroral Physics, Space Science Series of ISSI, 78, 2021
- 『日本に現れたオーロラの謎』, DOJIN選書, 化学同人, 2020年10月31日.
- 『オーロラみつけた』, ジャムハウス, 2019年5月. (共著)
- 『オーロラの日本史』, 平凡社, 2019年3月. (共著)
- 『太陽フレアと宇宙災害』, NHKラジオ講座テキスト, NHK出版, 2018年1月.
- 『宇宙災害』, DOJIN選書, 化学同人, 2016年11月30日.
- 『オーロラ!』, 岩波科学ライブラリー, 岩波書店, 2015年10月7日.
人文系
- 片岡龍峰,「縁起と赤気 付・関連史料翻刻」, 国文学研究資料館紀要 文学研究篇, 2024年.
- 片岡龍峰, 「日本の古典籍を用いたオーロラ研究から考える古文・漢文の学習」, サステナビリティ教育研究, 2023年.
- 片岡龍峰, 山本和明, 藤原康徳, 塩見こずえ, 國分亙彦, 「雉尾攷―日本書紀にみる赤気に関する一考察」, 総研大文化科学研究, 2020年.
- 片岡龍峰, 宮原ひろ子, 「古典から読み解くオーロラの科学」, 現代化学, 東京化学同人, 10月号, 2017.
- 片岡龍峰, 寺島恒世, 岩橋清美, 「古典籍にみるオーロラ」, 「科学」, 岩波書店, 9月号, 2017.
- 片岡龍峰, 「オーロラと古典籍」, 書物学, 2016年10月.
- 片岡龍峰, 「彼方」, 広辞苑を3倍楽しむ, 「科学」, 岩波書店, 1月号, 2015.
- 片岡龍峰, 「仄か」, 広辞苑を3倍楽しむ, 「科学」, 岩波書店, 12月号, 2014.
その他
- 多くの執筆者の一人, 『図説 地球科学の事典』, 朝倉書店, 2018年4月.
- 多くの執筆者の一人, 『広辞苑を3倍楽しむ その2』, 岩波書店, 2018年2月.
- 片岡龍峰, 「オーロラとエレクトロニクス」, p37-39, トラ技Jr., 2015年10月10日.
- 竹内彰, 藤井浩光, 山下淳, 田中正行, 片岡龍峰, 三好由純, 奥富正敏, 浅間一, 「魚眼ステレオカメラを用いた全天周時系列画像からのオーロラ3次元計測」、日本機械学会論文集, 2015.
- 福田陽子,片岡龍峰,田中正行,山下淳,三好由純,塩川和夫,海老原祐輔,Donald Hampton,西村耕司,鈴木理紗,岩上直幹, 「機械学習に基づく自動判定を応用したオーロラ高速撮像システム」, 第21回画像センシングシンポジウム (SSII2015),IS2-10-1-4,パシフィコ横浜アネックスホール,2015年6月
- 片岡龍峰, シリーズ「最新学術論文紹介」, 第1回コンピュータシミュレーションでオーロラ爆発の謎に迫る, 日本極地研究振興会, 7月号, 2015.
- Miyoshi, Y., R. Kataoka, “Waves, Flux enhancement of relativistic electrons associated with substorms”, Particles and Storms in Geospace, Oxford, 2015.
- 片岡龍峰, 「一枚の写真」, 複数台カメラによる高解像度全天周オーロラ映像の撮影, O plus E, 6月号, 2015.
- 片岡龍峰, 活動報告「驚くほど美しい、初のオーロラの立体投影が実現」, JSF Today 132, April 2014.
- 片岡龍峰, 「他の星でもオーロラはできるのですか?」, 読者質問コーナー, 子供の科学9月号, 2012.
- 森祥樹, 山下淳, 田中正行, 片岡龍峰, 三好由純, 金子透, 奥富 正敏, 淺間一, 魚眼カメラを用いたオーロラのステレオ観測のためのカメラパラメータ推定, 第18回 画像センシングシンポジウム, IS4-14, pp.1-8, 2012.
- 片岡龍峰, 「宇宙天気予報 太陽の活動が地球に及ぼす影響を予報する」, milsil, vol 3, 18-19, 2012.
- 片岡龍峰, 「オーロラ爆発の瞬間をとらえた」, 協力, Newton 6月号, vol 32, 2012.
- 片岡龍峰, 「HOMEオーロラBOOK」, 本文監修, 宝島MOOK, 宝島社, ISBN978-4-7966-8854-3, 2012.
- Nagata, K., T. Terasawa, H. Miyamoto, K. Asano, R. Kataoka, M. Sekido, K. Takefuji, Y. Tanaka, H. Okada, and Y. Sato, Simultaneous observations of radio and Xray pulses from the Crab pulsar: Kashima-Suzaku collaboration, SKA-Japan Workshop, Proceedings, Mitaka, 2011.
- 片岡龍峰, 三好由純, 『宇宙天気50のなぜ』, 2011.
- 片岡龍峰, 太陽高エネルギー粒子, 『総説 宇宙天気』, 柴田一成, 上出洋介(編著), 2011.
- Kataoka, R., Energetic particles in solar-terrestrial environment, CAWSES-II Kickoff Symposium Kyoto, Proceedings, 36-37, 2010.
- 片岡龍峰, 「宇宙線と雲形成:フォーブッシュ現象で雲は減るか?」, 地学雑誌, 119(3), 519-526, 2010.
- 亘慎一, 国武学, 北村健太郎, 堀智昭, 菊池崇, 塩川和夫, 西谷望, 片岡龍峰, 上出洋介, 渡辺祐司,「地磁気誘導電流(GIC)が電力網に与える影響」, 情報通信研究機構季報「宇宙天気予報特集」, 4, 55(1-4), 2009.
- 片岡龍峰, 「太陽風の宇宙天気図を作る」, STEL Newsletter 52, 4, 2009.
- 片岡龍峰, 「宇宙天気サマースクールの研究会報告」, 天文月報 101, 770-771, 2008.
- 片岡龍峰, 三好由純, 戎崎俊一,「宇宙天気予報と太陽風シミュレーション」, 地文台によるサイエンス 極限エネルギー宇宙物理から地球科学まで, 梶野文義, 佐藤文隆, 村木綏, 戎崎俊一著, 155-160, 2008.
- 片岡龍峰, 三好由純, 「放射線帯の宇宙天気予報」, 天文月報 99, 675-681, 2006.
- Kataoka, R., and H. Fukunishi, Prediction of solar wind power supply into the dayside ionosphere, Tohoku Geophys. Journ., Ser. 5, 36, 4, 519-522, 2003.